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自称HSPと揶揄が急増?背景と根本的な問題についての解説

自称HSPが急増?その背景と根本的な問題についての解説

 

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結局、肩身の狭い思いをするのはHSP

 

HSPのSemaphoです。

先日、HSPの方々がどのような不安を抱えているのか情報を集めていたところ、Twitterで「自称HSP」について揶揄されているツイートが多数投稿されていることに気が付きました。

 

まず、このHSPというのは特定の精神疾患ではなく、繊細さや生きづらさを抱えている人々の性質や傾向を表したもので、現在のところ、自己診断によって、HSPと認識した方が名乗るというのが前提です。

その前提条件で言えば、私を含む全てのHSPな自称HSPです。

そうしたHSPを名乗る人が増えたのは、日本の古い働き方や働きづらい社会に適応できない人が増えたことが原因と推測します。
また、YouTuberや芸能人に関連する話題によって、自覚する人も増えた印象もあります。

 

また、HSP精神疾患がある人、ということでもありません。

実際に、私はフリーランス広報として

海外スタートアップとバリバリ働いていますし、昨今の世界的な状況下においては、もしかすると非HSPの方々よりもメンタルは良好かも知れません。

 

しかし、恐らくSNSで揶揄されている自称HSPの本質はそこにはなく、自称HSPの呼ばれる人々とそれを揶揄する人々の間にある不快感に、本問題の根本的な原因があります。

 

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まず、先日の記事でも述べたように、SNSに愚痴を投稿するHSPの方がかなり多いと感じます。

そうした方のアカウント名にはHSPという単語が入っていたり、あるいはプロフィールにHSPであることを掲載されています。

こうした愚痴ツイートを快く思わない人は一定数いるでしょう。

 

また、社会人は皆、何かしら悩みや不安を抱えながら、それを耐え忍んで働いています。

現代社会になかなか適応できないHSPなど所謂、繊細さんが昨今話題になっています。

もしかすると、弱音を吐かずに頑張っている人からすると、「キツイのは繊細さんだけじゃない!繊細さんだけ都合のいいことを言っているのではないか」という、厳しい意見を持っている方も一定数いらっしゃる可能性があります。

そのため、繊細な方が生きやすい社会への実現に対する不公平感が積もりに積もって爆発したのかも知れません。

 

また、SNSへの愚痴というのは簡単に投稿できます。

きっと、対面で言う勇気がないことも、SNSだと言えるのでしょう。そのため、HSPや非HSPを問わず、ネガティブな感情が結びつきやすそうな検索キーワードをチェックすれば、否定的な意見が嫌でも目立ちます。

 

例えば、「仕事」、「経済」、「転職」などのキーワードはネガティブな感情を示す言葉が結びつきやすいのです。

実際にTwitterで「HSP 仕事」と検索してみると、愚痴ツイートがたくさんヒットします。

それでは、せっかくの役立つHSP向けの仕事情報も埋もれてしまいます。

 

また、HSPを名乗る側も自称HSPを揶揄する側も、HSPについての理解が足りていないのだと思います。

また、他人を不快にさせる愚痴も、それを揶揄する投稿も、SNSに載せる必要はありません。

HSPを揶揄する側は、SNSHSPを名乗る方々の愚痴をたくさん見てきた結果、自分を改めたり、協調性を欠いた人々のように映ったのかも知れません。

 

本来は傷つける必要のない人を傷つけたり、投稿する必要のない愚痴を吐き出すのは、それぞれの日常生活の中に根本的なストレスの原因があるのではないでしょうか。

あるいは、愚痴や揶揄は一度投稿してしまうと、すぐに癖になります。

それらを投稿することで得られる「爽快感の幻想」に病みつきになった結果、今日の「自称HSP叩き」になったのだと推測します。

 

SNSにおける、自称HSPへのバッシングについての推測まとめ

 

HSPは誰でも名乗れることに対する揶揄

 

SNS上にHSPを名乗る人々の大量の愚痴が投稿されている

 

・お互いにHSPへの理解が足りずに、本質的な問題が見えなくなっている

 

HSPや繊細さんが話題になり、不公平と感じる人もいる

 

HSPの繊細さを協調性の欠如と思う人々もいる

 

以上の内容をもって、自称HSPを揶揄する動きが発生していると推測します。

この動向により肩身の狭い思いをするHSPの方がいらっしゃるのではなにかと心配になります。

しかし、正直に言えば、こうした問題はいまの日本のSNSでは頻繁に起きているものなので、SNSを常用しないHSPにとっては全く問題ではありません。

もし、SNSが癖になっているHSPの方には、ジャーナリングなどの習慣をおすすめします。

HSPが海外スタートアップとリモートワークして生きやすくになった話

HSPが海外スタートアップとリモートワークして生きやすくになった話

 

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日本から海外のクライアントと契約して働くHSP

 

HSPのSemaphoです。

私は現在、フリーランス広報としてスウェーデンのスタートアップ企業と契約しています。

契約したのは2019年の1月末、業務の本格的な指導は2月中旬頃だったように記憶しています。

初めに述べておくと、私は日本在住で海外渡航歴もなく、英語も満足に話せません。

そのため、私に欧米の人々と渡り合える特別な語学スキルのようなものはありません。

私の場合、クライアントとの連絡はメールを使っています。英語のリーディングは慣れてきたため、多少英文を読めるようにはなってきましたが、現在も翻訳機が欠かせないのです。

それでも、契約は毎月更新することができ、もうすぐ3年目を迎えます。

 

私がスウェーデンのクライアントと契約できたのは、偶然と「素直さ」のおかげでした。

私は2018年までにブロガーやフリーライターとしての経験の積み重ねていました。年間数百本のゲームニュース記事を書く傍らで、商業メディアへも寄稿していました。

ちなみに、私は1年半ほどの間に海外のゲーム開発者たちに60本以上取材を行い、ゲームブログに掲載していました。

それでも、なかなか収入が良くならない状態。

そんな折、お世話になっているメディアのオンライン忘年会があり、編集部の方が「セマフォさんはPRエージェントに向いているのでは」と私に声をかけてくれたのです。

 

その時点ではその言葉の意味がよく分からなかったのですが、「エージェントって言葉がカッコいいな」と思い、その日のうちPRエージェントについての情報を可能な限り集めることにしました。

 

この時は気付いていなかったのですが、きっと私は「〜に向いている」と言われたことが嬉しかったのです。

それは自分が気付いていない能力をその人が見抜いてくれて、認めてくれたことが心地よかったのだと思います。

 

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色々と情報を集めると、私は過去に取材を行った開発者たちに「PRエージェント始めたんだけど、仕事くれない?」というメールを送ることに。

その結果、現在のスウェーデンのスタートアップと契約することになりました。

 

重要なことは偶然参加した場で、お世話になっている人が言ってくれた言葉を素直に受け止めて、その日から行動できた、素直さにあると思います。

もし、あの時聞き流してしまっていたら、今のような働き方はあり得ないでしょう。

 

 

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海外のビジネスマンと働くことに関する恐怖はあるのさ

 

海外のクライアントとリモートワークをすることのストレスの有無については、ゼロではありません。

しかし、国内のクライアントとリモートワークをしていた頃と比較して、働きやすさは圧倒的に良いと断言できます。

私は海外に出たことがないくせに、やたらと海外志向が強かったため、外国人と仕事をすることの恐怖心はありませんでした。

ただし、契約当初は仕事そのものに対する緊張感が強く、そうした点では国内のクライアントから頂く仕事と全く変わりはありません。

それでも、やはり思い返すと働きやすい環境に身を置くことができたと感じます。

以下に働きやすい理由を3つまとめました。

 

働きやすい理由 その①「時差」

 

スウェーデンと日本は夏期でなければ、時差が6時間あります。

つまり、私が朝業務を開始する頃、彼らは業務を終えて眠りについています。

こうした、時差の関係から緊急の仕事というのはほぼ発生しません。

なぜなら、彼らも時差があることを承知の上で私と契約をしているため、かなり余裕をもってスケジュールが組まれています。

また、マイペースな私としては個人的には時差があることで、進捗の連絡が意味を成さないことも気に入っています。

進捗報告をしないことから、ミスの発生には気をつけなければなりませんが、私の場合、契約当初の時点で業務のフォーマットを決め、クライアントに承諾を得ています。

そのため、根本的な作業のシステムから可能な限りミスが発生しないよう管理しています(それでも失敗してしまう事もありますが、後述の理由から精神衛生的には悪くないです)。

 

働きやすい理由 その②「物理的な距離」

 

クライアントの住むスウェーデンと日本では非常に距離が離れているため、お互いの感情の距離も良い距離感に中和されている気がします。

また、言語間の壁もあるため、私にとってはストレスがかなり軽減されています。

 

働きやすい理由 その③「簡潔さ」

 

海外のクライアントの一番良い点はコミュニケーションの簡潔さです。

基本的に彼らに意見や提案を却下されたことはあまりないのですが、方向性が異なるものについてはストレートに改善して欲しいと言われます。

さらに、その際は項目別に改善点を挙げてくれるなど、合理的かつ判断しやすい基準を設けてくれるため、仕事が非常にやりやすいですね。

そして、私が最も働きやすさを感じる理由が、彼らの失敗に対する寛容さです。

彼らは私の失敗に対しても、むしろ「事前に教えてくれてありがとう!助かったよ」という具合に感謝を伝えてくれるのです。

 

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HSPは海外のクライアントと働くべき?

 

ここまで良い点を書くと、私が「HSPは海外クライアントと働くべき」と言っているようにも感じるかも知れませんが、そんなことはありません。

私と違って海外のクライアントと仕事をする方が怖いと感じた方もいらっしゃると思います。また、そもそも海外のクライアントと仕事をできる機会なんて、そうそう簡単に転がっていません。

本稿でお伝えしたいこと周囲の人々の助言に耳を貸せる、良い精神状態を作ることの重要さと、思ってもみないところから展開は訪れるということです。

 

しかし、HSPの症状に悩んでいる最中はなかなか冷静に選択肢を見出すことはできません。

そのため、まずはメンタルが不安定な場合、自分の悩みや不安を客観的に見るという習慣をおすすめします。

以下の記事に紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

 

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HSPにはSNSで愚痴を投稿するよりも、ジャーナリングをおすすめしたい

HSPにはSNSで愚痴を投稿するよりも、ジャーナリングをおすすめしたい

 

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SNSへの愚痴はマイナス、ジャーナリングはプラス

 

HSPのSemaphoです。

HSPの症状でお困りの方がどのような情報をお求めになっているか知るためにTwitterで「HSP 仕事」などのキーワードでツイートを検索してみました。

すると、大量の愚痴がヒットしており、多くのHSPの方がTwitterに仕事の愚痴や自身のストレスを吐き出していることが分かりました。

 

もし、根本的にHSPの生きづらさや働きづらさといった症状に対処したい場合、SNSに愚痴を投稿するのは辞めてみるのはどうでしょう。

代わりに、ジャーナリングといって、今自分の心の中にあるモヤモヤやその日の出来事を3行程度、ただ書いていく習慣があります。

 

最初に述べておくと、私にとってこの習慣は最高でした。

私が感じた、HSPにとってのジャーナリングの効果は以下の通り。

 

・悩みや不安を明確にできる

 

・悩みや不安を書き出すことで視覚的に認識できる

 

・悩みや不安が自分の中だけでなく、手元に文字として残るので、客観視できる

 

・そもそも、書くことでストレスが軽減される

 

・習慣化することで自己肯定感が高まる

 

・上記の項目の好循環が生まれる

 

また、ジャーナリングをする際、お洒落なノートブックなどを買うと、愛着もわきやすいでしょう。

しかし、くれぐれも途中で辞めてしまうと習慣化できないので、30秒程度の時間で構わないので、まずは2週間続けてみましょう。

では、なぜTwitterSNSへ愚痴を投稿するのをおすすめできないのか説明していきます。

 

また、以下の内容は過去の私のダサい体験談を基にしています。そのため、自分を評価した厳しい言葉も多く含まれています。
その点ご理解のうえ、読んでいただきますようお願いします。

 

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SNSは他人の人生を追うことを前提に設計されている

 

SNS、ここではTwitterを例に、愚痴ツイートを投稿してはならない理由を述べていきます。

我々がTwitterに投稿する際、そのツイートは誰かに見られることを前提に利用しています。

そして、誰かの投稿が自分のタイムラインに流れてくることが約束されています。それらはTwitterの利用者ならば、いちいち説明しなくても理解できているはずです。皆、そうした機能を求めてTwitterを利用しています。

 

我々は他人の投稿を見たり、他人に投稿を見てほしいため、Twitterを利用します。利用している間は誰もが他人の人生を追いかけており、他人の人生を生きています。

実際に、Twitterで誰かがなにかを成し遂げたツイートを見たって、自分の人生にも同様の成功が起きているわけではありません。

さらに、自分が投稿する時においても、誰かが見てくれる(可能性がある)ことを確信して投稿しているのです。

 

もし、投稿者がこれらを否定する場合、Twitterではなく、ソーシャル機能のない、メモアプリに同じ文章を書けばいいのですが、もしそうしないということは、Twitterでなくてはダメな理由があるのです。

つまり、誰かに構って欲しい、誰かが見ている場所に愚痴を吐き出したい、という欲求があるのです。

 

そのため、愚痴ツイートを投稿するというのは、ある意味ではあざとい行動なのです。

 

愚痴を誰かに吐き出すことは簡単ですが、吐き出したところで根本的な解決にはなりません。

そして、愚痴ツイートを見た側は投稿者をどのような目で見るでしょうか。

優しい方であれば、同情してくれるでしょう。

厳しい方であれば、ダサいと思うかもしれません。

しかし、正直なところ、愚痴をツイートする人はその後も繰り返し、愚痴を吐き出ている印象が強いです。

そうすると、次第に誰も構ってくれなくなります。あるいは、いつのまにかミュートされているかも知れません。

 

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実際に私も過去に同じことをしていました。SNSに愚痴を投稿していましたが、考えてみると、とても恥ずかしい行為だったと反省しています。

見る側も不安な気持ちになりますし、何度も繰り返されると嫌になりますよね。

 

私のSNSに愚痴を投稿することをおすすめしない理由は以下の通りです。

 

SNSに愚痴を投稿するのは癖になる

 

・他人に構ってもらいたくて投稿している

 

・構ってもらえないと勝手に周囲に苛立ちを覚え始める

 

・他人に不安が伝染する

 

・投稿を見る側はあなたを上記のような人物と認識する

 

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HSPSNSではなく、ジャーナリングで不安や悩みを和らげよう

 

過去の私は上述の通り、とてもダサいことをしていました、

典型的なメンタルが不安定なHSPだったのですが、今では非HSPの方々よりも、自信に満ち溢れています。

その多くはジャーナリングを継続させてきたことにあります。

 

不安や悩みを書き出して、可視化することで、自分から切り離せる感覚があります。

客観的に自分の悩みを観察することによって、根本的な解決策も浮かんできます。

また、自分で解決できる悩み、自分で解決できない悩みの分別を可能になり、後者の場合、気にしてもどうにもならないことを完全に理解できます。

 

しかも、SNSに愚痴を投稿するのとは違って、他人からの印象も悪くなりません。

むしろ、私の場合はメンタルが安定して、友人からの信頼も増した気がします。また、家族にも安心してもらえたことに最も大きな効果を感じています。

 

皆さまの参考になれば幸いです。

 

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HSPはメンタル不調のせいで、良い選択肢を選ぶ冷静さをなくしがち

HSPはメンタル不調のせいで、楽な選択肢を選ぶ冷静さをなくしがち

 

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メンタルが崩れた時ほど今のやり方に固執してしまいがち

 

HSPのSemaphoです。

私は幼少期から生きづらさを感じており、学校や習い事などで人が多い場所は本当に苦手で、よく吐きそうになりながら通っていました。

また、大学生の頃からはアルバイトを始めたので、そうした症状を仕事中にも常に感じていました。

後に、HSPは周囲の人間や環境からの影響を受けやすいということを知り、対処法があるのだと知りました。

 

私は本稿でHSPの皆さまにお伝えしたいことがあります。

HSPに関する本質的な情報をその場凌ぎの自己啓発にするのはやめましょう。
HSPの生きづらさや働きづらさには対処法があります。
キチンと苦手な環境や人間から距離を置くことで、生きやすくなったり、働きやすくなったりします。

私の場合、2017年頃から少しずつ働き方を最適化させてきました。
現在はフリーランス広報として、海外のスタートアップと契約しています。
勤務時間やコアタイムなどの縛りは一切なくなりました。
これでも、理想の50%ほどの働き方に過ぎませんが、圧倒的に生きやすくなりました。

 

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私は最初、HSPの生きづらさ、働きづらさへの対処法が、自分とは関係のない話だと切り捨てていました。

つまり、メンタルが不安定な時は自分で自分の首を絞めてしまうこともあります。

他により良い選択肢があるのに、自分を救ってくれない他者への勝手な憤りや、自分の辛さを理解してくれない世の中への抵抗として、何も選択したくない気持ちになりがちです。

冷静に考えてみると、私もそして我々の隣にいる人間や家族もあなたの気持ちの全ては理解できません。

我々のメンタルを根本から救ってあげられるのは我々自身しかいません。

 

そのため、もう一度HSPの皆さまにお伝えします。

 

生き方や働き方を最適化させる方向に向かっていきましょう。

本稿や他の素敵なHSP体験談を発信されてらっしゃるブロガーさまの記事をその場凌ぎの自己啓発にせず、実際にが取り組んでいきましょう。

メンタル不調の時は何かと冷静な判断が出来にくくなります。

 

まずは、自分を苦しめている周囲の環境や仕事・学業の条件とはなにか、言語化するために、メモするのです。

そうすることで、自分の悩みを簡単に客観視できます。

私のようなHSPは自分の悩みを自分ごとにしたまま、離そうとしない意固地な傾向にあります。

一度、自分の悩みを客観視して、どのように対処すればいいのか冷静に考えてみましょう。

 

メモの例

 

■悩み

・オフィスの雰囲気が悪くて仕事が嫌になる

 

■対処方法アイディア

→リモートワークなら楽になる?

→話せる上司はいる?

→違う部署に移れば楽になる?

→オフィスワーク以外の仕事に転職はどう?

→閉じた環境で他者と働くのが辛いなら農業やブロガーという道もあるよ

 

これらはあくまでも一つの例ですが、まずは自分の悩みとの距離を少しでも空けてみましょう。
すると、その悩みを解決する方法が浮かんでくるのではないでしょうか。
そして、そこで満足せずに実際に行動に移すことで、楽な生き方ができるようになります。
もちろん、いきなりリスキーな行動をとることはおすすめしませんが、なにかしら行動しないと現実はなにも変わりません。

HSPは周囲の環境によって、メンタル面が不調になってしまいがちですよね。

まずは、皆さまのメンタルが良い方向に向かい、キチンと納得できる冷静な判断ができることを願います。

【注意】HSPが承認欲求に駆られて最悪のマインドを持ち合わせた話

HSP×承認欲求 自ら誰かに振り回されに行きたがるマインドは危険

 

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自分を認めてほしい!という時点で自分を相手より下の存在にしてしまっている

 

HSPのSemaphoです。

私は現在でこそ、TwitterInstagramなどのSNSをプライベートで使用することはなくなりましたが、以前は承認欲求に駆られていました。

このブログでも度々、紹介していますが私はゲームブログを運営していました。まさに、その頃は承認欲求に従って記事を書いてしまっていました。

具体的にはTwitterのRT、いいねの数やPV数に執着していたのです。

それこそが、自分への真っ当な評価であり、RTの数が多ければ自分に価値があると勘違いしていたのです。

 

今の私が過去を振り返って真っ先に思うのは「ダサい」ということです。
誰かに認めてもらう、評価してもらう、という発想そのものが、そもそも誤りであるように感じます。自分のことを認めてほしい、といういう発想そのものが、自分を相手より下の存在にしてしまっているのです。しかも、相手が決めたことではなく、自分から勝手に屈してしまっているため、どんどん気分は悪くなります。

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その結果、私と読者やフォロワーとの意識の中の主従関係が出来上がっており、私が読者の顔色を伺いながら、ウケそうな記事を書こうと努めていたのです。

これは何事にも言えますが、ウケることというのは大衆の平均でしかありません。世の中の潮流を見極めて発言、発信してしまえば誰だって、それなりにウケることができます。

そうなると、もはやその情報は私でなくとも発信できるです。

これが、私がHSPの方に警戒をおすすめする「一般的な情報」です。誰にでも言えることがまとめられた記事は、手軽に情報収集ができますが、その内容は体験談や経験が伴っていません。つまり、誰にでも言える情報というのは価値はありません。
当時はそんなことすらも分からず、擦り減っていく自分のメンタルを不思議に思っていました。


自分を無くしながら、読者やフォロワーの承認を頼りに生きていくと辛くなってしまいます。少なくとも私はそうでした。何のために記事を書くのか、何のために自分は言葉を扱うのか分からなくなります。

 

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承認欲求に振り回されるということは、自分のことを認めてほしい人たちに「勝手に」振り回されに行くということです。

だからこそ、周囲に苛立ちを覚えたりするのです。

特に私のようなHSPの場合、気分の上がり下がりが激しくなりがちで、そんな私を見て親しい人たちも疲れてしまいます。

そこから、悪循環が始まります。時には親しい人でさえも離れていくかも知れません。

実際に現在、親しい間柄にあった友人が承認欲求に振り回されてしまい、それが原因で私と疎遠になりました。

彼らは、あるいは過去の私はウケることが全てなのですが、自分にそうした底なしの承認欲求があるということを認めるのが屈辱で仕方がないのです。

「褒めてほしい」というマインドが、他者に「勝手に」屈する行為だと知らずに、強まっていくばかりです。

 

私が承認欲求から解き放たれたきっかけは自分自身の文章の限界を感じたためです。

自分が本当の意味で価値のある情報が書けないことは、自分が一番よく分かっていました。

その後、ブログの更新を辞め、フリーライターとしても休止、SNSも辞めました。ひたすら本を読んだことで、デトックスされたのだと思います。
さらに、自分自身の思考を深くまで掘り進めることができるようになり、完璧ではないものの、自分の考えを客観視することも可能です。


現在はそのおかげもあり、気分の上下の幅も落ち着き、フリーランス広報としてスウェーデンのスタートアップと働いています。

 

HSPはタダでさえ、情報に敏感なところがあります。きっと、本稿を読んでらっしゃる方々もそうなのではないでしょうか。

その場合、SNSデトックスやデジタルデトックスといった、根本的な改善方法も試してみると良いでしょう。

 

私はHSPの方には、誰かに「褒めてほしい」、「認めてほしい」、というマインドと距離をとることをおすすめします。
そして、そんな自分を認めてあげることからメンタル面の安定が実現できると考えます。


HSPの方々の参考になれば幸いです。

【HSP体験談】HSPがデジタルデトックスを試したら自己肯定感が高まった話

HSPが自己流デジタルデトックスを試したらメンタルがヘルシーになった体験談

 

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HSP×情報過多は生産性が落ちてしまいがち

 

HSPのSemaphoです。

デジタルデトックスという言葉が近年注目されています。この言葉は「スマホ中毒」といったスマートフォンへの依存への悩みとともに、関心が集まっているように感じます。

私は情報や人の感情、言葉に敏感なHSPです。非HSPの人にとって、何とも無いような「引っかかり」に違和感を感じてしまうほどです。

恐らく、HSPの方の中には私と同様の症状を感覚を持つ方がいらっしゃると思われます。

そんな我々がスマートフォンを持つことにより、ほかの人よりも大量に情報をインプットしてしまうため、SNSやネットニュースに捕まると、朝からヘトヘトになりがちです。

私はそれが原因でなかなか仕事や勉強に集中できないことが多く、悩んでいた時期がありました(2018年の上半期ごろ)。

 

そうした経緯もあり、私はデジタルデトックスをやってみることに。

本来ならば、Googleで「デジタルデトックス やり方」などと調べるところでしたが、デジタルデトックスについてスマートフォンで調べること自体がなんだか、幸先悪い感じがしてしまい、自己流のデジタルデトックスをやることにしました。

 

しかも、ネットに乗っている習慣は書籍の情報のまとめの場合が多く、取り組みのステップ多すぎてしまうため、私は自分で超簡単に取り組めないか考案しました。以下は私なりのデジタルデトックスです。

 

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HSPの筆者流 デジタルデトックスのやり方

 

・朝散歩に行く際、スマートフォンを家に置いていく

 

・朝の瞑想や読者の際、スマートフォンでリレータイマー(ストップウォッチアプリ)をかけておく(

 

・仕事やブログを書く際、スマートフォンを別の部屋に置く

 

・特によく使うアプリに使用制限タイマーをかけておく

 

・寝る際、枕元にスマートフォンを置かない

 

・どうしても仕事中、スマートフォンを横に置かなければならない場合、画面に付箋を貼っておく(「デジタルデトックス中!」などの文字を書いておく)

 

私は以上のことを習慣づけることで、スマートフォンを使うか、使わないかということを自分の意思で決定する自由を得たと確信しています。

現在、ブログは全てスマートフォンで書いていますが、プログラミング作業中はスマートフォンをリビングに置くなど、自制することを念頭に行動を最適化できるようになりました。

 

ただし、私はまだまだデジタルデトックスが足りないと思うのは、スマホよりもゲームでしょうか。

仕事がゲームに関係することから、好きなゲームを合間にパパッとやってストレス解消したりします。しかし、ついついのめり込んでしまうことが、まだまだあります。

この時、やった方がいい作業があると後で後悔することもしばしば。

 

そのため、私は今後レンタルスペースやホテルに泊まって、仕事に集中する贅沢な時間を作ろうと計画しています。

 

デジタルデトックスと聞くと、なんだか自分の意思に反する嫌なことを思い浮かべるかも知れませんが、私はゲーム感覚を忘れないようにしていました。

上述したような、リレータイマーアプリ、ストップウォッチアプリを使えば、その間スマートフォンを触ってしまうことを抑止できます。スマホ癖防止には最適とも言えます。

正直、そのほかの項目が面倒な場合、これだけやるだけでも効果があると思います。

 

自分の癖を実感できる機会もあまりなかったので、普段意識しない自分に気づくことができました。そうした意味では、瞑想・マインドフルネスとの組み合わせは効果が大きかったのかも知れません。

 

膨大な情報に日々、振り回されてしまうHSPの方は無理なく、真似して頂ければ幸いです。

HSPのメンタルは本当に弱い?私たちは適切な環境下で能力を発揮できる

HSPのメンタルは本当に弱い?適切な環境下で能力を発揮できる

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一般的に言われる「メンタルが弱い」は条件や環境を無視している


HSPのSemaphoです。
私は現在、自分の働きやすい環境で仕事ができていることから、生きやすさを感じています。
そのおかげで、メンタル面も非常に安定しています。
加えて、私はメンタルに良い習慣を継続しており、目標を達成することの充実感から、自信に満ち溢れています。


本稿ではHSPの方々に、一般的に言われがちなHSPはメンタルが弱い」という傾向を鵜呑みにしない方がいいですよ、という話をさせていただきます。


上述の通り、HSPはメンタルが弱い、という風に言われることがあります。
確かに、HSPは繊細な傾向が強く、非HSPの方々にとっては何とも思わないような言葉にさえ、傷つくこともあります。
しかし、私はその点のみを捕まえて、メンタルが弱いと断言してしまうのは、避けたいと考えますし、控えてほしいとも思います。


なぜなら、私自身は他者の言葉に傷つきやすい傾向にありますが、他者と適切な距離感を保つことで、以前よりも傷つく回数は激減し、メンタルが不安定になることはなくなりました。
また、私は適切な環境下で働くことで仕事が原因でメンタルを崩すこともなくなりました。


他者との距離や環境を最適化したからと言って、ストレスがゼロな訳でもありません。
仕事でもプライベートでも、ストレスを感じることはよくあります。
それでも、私のメンタルは安定しています。


もし、私が本当にメンタルが弱いのならば、日常のストレスでもメンタルが不安定になるはずですが、実際は安定しています。

 

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私はこう考えます。
HSPは特定の条件や環境が苦手な人が多く、そうした苦手な状況にいるとメンタルが傷つきやすいのではないでしょうか。
私の実体験から述べられることは、適切な環境下で生活していると、自分がメンタルの弱い人間だとは感じなくなりました。HSPにはただ単に、向き不向きがあるだけなのだと気づきました。

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今の状況が辛いHSPの方はメンタルが弱いからではなく、自分の実力が発揮できない苦手な環境にいるからではないでしょうか。
もし、そうした状況にある場合、あなたを苦しめている条件や環境を「言葉」に変換することから始めてみるのはいかがでしょう。
明確に出来ていないものからは避けようがありませんし、最適化もできません。


HSPのメンタル面は不向きな環境下で測るのではなく適切な環境で測れたら良いですね。


本稿が皆さまの参考になれば幸いです。